最高の遺品整理業者に作業依頼するため有効な7つの確認事項

最高の遺品整理業者

遺品整理を業者に依頼したいが、ウェブサイト、電話応対、訪問見積など、どんな点に注意すれば理想の業者選びにたどり着けるのか?ひとりでお悩みではありませんか?この記事では最高の遺品整理業者を見極める7つの確認事項を解説しており、最後まで読み終えたら業者選びでの失敗はありません。

目次

電話連絡にて遺品整理業者の質を見分けるポイントとは

遺品整理を業者に依頼する際、「電話連絡」「メールでの連絡」「LINEでの連絡」など様々な連絡手段ありますが、業者の質を確認するには「電話連絡」が一番ふさわしいでしょう。なぜなら「メールでの連絡」や「LINEでの連絡」に対する返事は十分な対応時間がありますが、「電話連絡」はご依頼者の質問に即答しなければならない為、応対したスタッフの資質が見えやすいからです。

オペレーターと現場スタッフが電話対応する場合がありそれぞれ企業色が違う

一般的にスタッフの人数が多い遺品整理会社の電話応対はオペレーターが行うことが多いです。反対に少人数で営んでいる遺品整理会社は会社へかかってきた受付電話は転送設定を行っており現場スタッフが応対することが多いです。またオペレーターは普段、現場作業を行わない為、ユーザーからの難しい質問には回答できずマニュアルで教育されていることが多いです。反対に現場スタッフが電話応対する場合は、難しい質問にも即答できるためマニュアル化されていないことが多いです。それぞれ企業カラーが違うので、どちらが優れているという訳でなくご自分の好みで選定を判断されるべきことでしょう。

「名前、電話番号」などを復唱されたか?電話応対マナーを確認する!

普段、友達同士なら電話での第一声は「もしもし」が一般的でしょう。しかし会社の電話に出る時は「もしもし」はマナー違反です。上から目線だという印象を与えてしまうこともあるためです。「お電話ありがとうございます」「○○会社の○○でございます」と応対されたか?

また電話連絡した人の名乗りや用件を復唱されているのか?復唱することで「間違った電話番号を控えた。」「間違った住所を控えた。」などのミスを減らすことができ、「お客様と電話がつながらない。」「お客様の住所にたどり着けない。」などの失敗を防ぐことができるからです。

「クッション言葉」を上手に活用できているのか?

お願いする場合「おそれいりますが」
「お手数おかけしますが」
「お忙しいところ申し訳ありませんが」
何かを尋ねる場合「失礼ですが」
「差し支えなければ」
断る場合「大変心苦しいのですが」
「ご意向に添えず申し訳ありませんが」
相手に落ち着いてほしい場合「さようでございましたか」
「おっしゃるとおりです」

ストレートに言うときつく伝わりがちなお願いやお断りの際、本題の前に言い添える言葉がスタッフにきちんと教育できているのか?

訪問見積の際に遺品整理業者の質を見分けるポイントとは

電話応対での遺品整理会社の印象が非常に良かった場合でも見積に来たスタッフも必ず良い印象を抱くとは限りません。対面することで電話応対では気が付かなった会社の資質が見えるようになるかもしれません。

「1式」〇〇円が多い見積書は要注意!細かく質問しましょう!

訪問見積では見積書を手渡される筈です。遺品の量は作業の代金に影響してくるので、総量を確認してもらうことで、より正確に見積もり金額を出してもらうことができる筈ですが、なぜか訪問見積する必要性が無いような見積書を提示される遺品整理会社も存在すると聞いております。その内訳が「○○1式 ○○円」と言う記載ばかり…
つまり悪い言い方で言うと、「どんぶり勘定」なんです。こんな見積書を提示された際は、要注意です!誠実さとはかけ離れた遺品整理会社である可能性が滅茶苦茶に高いです。

見積書以外に作業請負契約書は持参しているのか?

最近では「クラウド契約書」もあるので「作業請負契約書」は持参されていないことがあるかもしれませんが、見積担当者より「クラウド契約書」の説明がないなら「作業請負契約書」は必ず持参している筈です。まさか口約束だけで作業の依頼を受けるつもりの遺品整理会社なら企業として資質が欠けているでしょう。

作業請負契約書に「クーリングオフ」や「追加請求なし」の記載はあるのか?

遺品整理会社の「作業請負契約書」を良く見てほしい。契約書は効力のある約束事なので「追加請求なし」や「クーリングオフ」の記載があるのか確認しましょう!「追加請求なし」はもちろん追加のサービスが無かった場合など条件が記載されているべきでしょうが、依頼者が法人でなく個人で更に訪問見積された場合は、遺品整理でも一般的にクーリングオフの対象になる筈です。

遺品整理は、作業現場を訪問して見積もりを提示するため、一般的には訪問販売に該当します。訪問販売のクーリングオフ可能期間は8日ですから、この間にクーリングオフを申し出ればキャンセルすることが可能です。ただし、契約時の状況によっては訪問販売に該当しない場合もあるので、不明な点はお住まいの自治体などが設けている消費生活センターに問い合わせることをおすすめします。

遺品の物量や料金の説明に根拠はあるのか?

訪問見積では遺品の物量や料金の説明がある筈です。遺品の物量の計算はどんな方法なのか?立米で計算されているのか?または2tトラック何台分で計算されているのか?その際「レイザー距離、面積測定器」などを持参されているのか?それとも「メジャー・巻尺」を使っているのか?それとも「目視のみで計測」されているのか?遺品の物量を計算するのは、スピードと正確性を求めたら以下の順になるでしょう。

  • レイザー距離、面積測定器
  • メジャー・巻尺
  • 目視のみで計測

また料金の計算方法も納得いくまで質問しましょう。繰り返しますが、内訳で「○○1式 ○○円」の項目は細かく質問しましょう。

遺品整理業者探しでウェブサイトを見る際に注意すべき点とは

通常は電話連絡や訪問見積の前に遺品整理会社のウェブサイトを確認しているでしょうが、見積後にも対面した時の説明と辻褄が合うのか?確認した方が良いでしょう。その際に以下の点は注意深く見ていただきたい。

会社案内はしっかりと確認しましょう!代表挨拶、企業理念など

遺品整理会社のウェブサイトによっては「会社案内」「会社概要」または「私たちについて」とページ設置されていることが多いです。その中で「代表挨拶」は企業について知りたいと思う人に良く読まれる重要なコンテンツです。代表者の想いや、行動、実績に触れられる貴重な場でもあります。また企業理念は「企業がなぜ存在するのか」や「なんのために事業活動を行うのか」を表すものです。是非共感できるのか確認しましょう。

保有資格、企業年数、業界での実績を確認するべき!

企業が管理する代表的な資格には、国家資格、民間資格、社内資格、その他、国際資格などがあります。

IICRC

IICRC 国際資格(MIND COMPANY)※日本で言う「特殊清掃」のライセンスです。

資格の重みから言ったら「国家資格または国際資格」「社内資格」「民間資格」の順になるかと思われます。どんな保有資格があるのかを見るとその会社の方向性が見えてくるでしょう。また企業年数も業者選びには加味しましょう。当然、企業年数が長いほど信頼性は高いです。最後の「業界での実績」ですが、遺品整理業界は非常に嘘つきが多いので気をつけましょう!絶対に告知を真に受けてはいけません。例えば創業3年で「作業実績4,000件」と告知している場合は、1年中休まずに営業して毎日4件程度の遺品整理を行っている計算になります。これは非現実的な数字です。遺品整理会社の何%が本当の作業実績だろう?といつも疑問に思っています。

「最高の遺品整理業者に依頼する」為のまとめ

最高の遺品整理業者を作業依頼するため「電話連絡」「訪問見積」「企業サイト」にて確認するべき7つのポイントをお伝えしました。

  • オペレーターと現場スタッフが電話対応する場合がありそれぞれ企業色が違う
  • 「名前、電話番号」などを復唱されたか?電話応対マナーを確認する!
  • 「1式」〇〇円が多い見積書は要注意!細かく質問しましょう!
  • 見積書以外に作業請負契約書は持参しているのか?
  • 遺品の物量や料金の説明に根拠はあるのか?
  • 会社案内はしっかりと確認しましょう!代表挨拶、企業理念など
  • 保有資格、企業年数、業界での実績を確認するべき!

この記事がきっかけで、あなたが理想の遺品整理業者と出会えたら幸いです。もし理想の遺品整理業者が見当たらない場合は、当社へのご連絡をお待ちしております。

最高の遺品整理業者

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この記事を書いた人

MINDのアバター MIND 代表

2008年より遺品整理・特殊清掃の業務に関わって今日までたくさんのノウハウを蓄積出来ました。2023年には清掃業界の先進国であるアメリカへ渡り、RSAで研修を受け【TCST】Trauma and Crime Scene Technician (特殊清掃)や【FSRT】Fire and Smoke Damage Restoration Technician (火災復旧)に関する『IICRC』認定の国際資格を取得しております。
記事を通じて私の想いが伝われば幸いです。

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